(問)岸辺駅南側のスーパーマーケット等、商業施設が相次いで閉店した。今後、それぞれの施設から解体工事の届け出がされる可能性があるが、工事期間や工事実施時間、車両の通行ルートなど、一体の工事として、地元自治会や住民と協議できるよう市から働きかけをすることが望ましいと考えるがどうか。
(答:環境部長)当該工事は同一時期に複数の工事が行われることからこれらを一体の工事として説明するよう、関係部局と連携して、事業者に求めている。
(問)敷地内には自転車駐車場があり、約1500台分が不足となる。今後の対応について聞く。
(答:土木部長)現在の自転車駐車場は今年11月17日までに施設を撤去し、更地にして返還する。今後、現在の土地所有者を含めた関係者と自転車駐車場用地の確保に向け、協議・調整を行っている。
(問)跡地には、500戸を超えるマンションが建設されると仄聞している。吹三幼稚園と東保育園のこども園化で保育量に影響があるのか聞く。
(答:児童部長)現時点では開発に関わる情報がないため保育量等については不明。大規模な住宅開発等に伴い、保育需要が増加する場合は、新たな施設整備等により保育量の確保に努める。
■山田保育園及び南山田幼稚園閉園後の土地・園舎の活用について
(問)やまだこども園が4月に開園を迎える。南山田地区の連合自治会等関係団体でつくる「山田保育園の跡地活用を考える会」は、保育園跡地の活用については、南山田公民館の建替え用地や広域避難所として活用、検討過程で地元と意見交流の場を設定することなどを求め、幾度か要望書を提出されている。今後のスケジュールを聞く。
(答:児童部長)山田保育園の跡地利活用は検討している最中であり、解体等の具体的なスケジュールは未定。公共施設最適化の考えに基づき、方針を決定する。
■強度行動障害者の暮らしの場について
(問)吹田市は第7期障がい福祉計画で、強度行動障害者への支援強化や暮らしの場の整備を重点取り組みとしている。今年度は重度障害者グループホーム施設整備費補助の拡大、新設上乗せ補助等の事業を実施した。受け入れは進んだのか。また今後の事業について聞く。
(答:福祉部長)重度障害者受け入れに係る補助の申請はない。来年度は、生活介護事業所に対し、強度行動障害を有する方を新に受け入れる際の施設改修補助及び受け入れ加算を予定している。
(問)強度行動障害を有する方の入所施設やグループホームへの入所を希望、待機者数。家族介護が限界等の事情によりショートステイが長期になっているロングショートステイ状態にあるケース数について聞く。
(答:福祉部長)府内の施設入所を希望、待機となっておられる方は28人、グループホームに居住している入所希望者を含めると59人。ロングショートステイの状態にある方は1人である。また、3年以内にグループホーム入居希望者は約30人である。
(問)国は入所施設削減を進め、大阪の入所施設待機者は千人を超えている。親の多くは、高齢になるまで、身体の不調や病気があっても限界まで子どもを家庭で支えている。吹田市は59人の施設入所待機者がいる。国に対し早期に実態把握を求め、北摂各市町に呼びかけ、国・府に施設整備を要望することを市長に求める。 (答:市長)強度行動障害を有する人たちの入所施設不足は、各市共通の課題として大阪府に働きかけ、国に実態調査を要望する。