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日本共産党 吹田市議会議員団

団ニュース

2月議会 片山2丁目東西道路の拡幅整備提案は時期尚早 個人質問 村口くみ子

問)片山坂から片山児童館・公民館、子ども発達支援センター前に下る東西道路(市道片山町21号線・朝日が丘町12号線)を3・9億円かけて交互通行で両側歩道の道路へ拡幅整備するとしている。交通ネットワークの形成と周辺道路の混雑緩和を効果として挙げているが、どの道路が混雑緩和となるのか。
(答:都市計画部長)片山町2丁目及び朝日が丘町周辺と片山坂を東西に結ぶ地域の新たな道路ネットワークができる。地域の円滑な交通動線が確保され、片山町31号線、府道大阪高槻京都線、片山坂の交通量が分散され、交差点の混雑緩和が期待できる。
(問)車移動での利便性が一部上がるが、渋滞が起きる幹線道路に囲まれた住宅街に抜け道を整備することで、住宅街での事故や騒音の増大、出口町ライフ横の更なる渋滞が心配だ。
 (下段資料を示し)片山坂から下る片山町21号線の、東西道路が相互交通になることによる交通問題、片山町21号線から下りてくる車と片山坂から朝日が丘町12号線に曲がってくる車との出会い頭の危険性、東西道路と片山坂との合流地点は原則信号機が設置できない場所である事、小学校、児童館、子ども発達支援センター等子どもたちの施設が隣接する場所での交通安全対策について説明を求める。
(答:都市計画部長)路面標示等と、一時停止による安全対策、信号機の設置、横断歩道や横断防止柵の設置について協議している。
(意見)信号機設置の可否は、この整備計画の安全面でのネックだが、設置できても誤認や渋滞の問題がある。これから検討、協議をしていく部分が多い。交通量や車の流れも変わり、住宅街の環境にも影響を及ぼすが、山手町や出口町への意見聴収は無く、大きく削られる児童遊園についても子どもや親など当事者の意見聴収も無かった。旧市民病院跡地を買い取る事業者も、敷地内に東西道路を整備する可能性も有り、3・9億円の市費を投じて整備をする緊急性・必要性については不明瞭で時期尚早である。

※その他、原町2丁目の有料老人ホーム建設中付近の、狭い道路の解決へ、土地の寄付を申し出ている方等と協議し、道路整備を進める事、特別支援学校に通う障がいをお持ちの子どもたちの通学支援を、親の就労のみの理由でも利用できるように制度拡充することを求めました。