■千里山竹園児童センターの指定管理者について
(問)本児童センターは約15年にわたり地域の子どもたちに愛される居場所として発展してきた。また本市で初めて指定管理者制度を導入した施設。千里山竹園児童センターの管理運営についての評価。なぜ設立時から指定管理者であった団体が今回の選考に応募されなかったのか。
(答:児童部長)利用者アンケートなどで利用者満足度が非常に高いと確認している。現指定管理者が応募しなかった理由は、継続運営の難しさや児童館の機能強化の方向性など総合的に懸案した結果と聞いている。
(問)長年の事業による経験と実績や地域団体、住民との共同という財産を考慮すれば、現指定管理者の継続がふさわしい。スケジュールありきではなく、一旦は直営で運営することも考えるべきではないか。新たな指定管理者が指定された場合、地域団体との関係はどうなるのか。
(答:児童部長)新たな指定管理者による運営でも、市が設置主体として、児童が安心して遊び過ごすことができる居場所を提供することにより、児童の心身の健やかな成長、発達及び自立を支援する責任を果たしていく。地域団体との関係については、現指定管理者からの引継ぎを円滑に進めるとともに、地域の方々に運営委員として引き続き参画いただくことで、積み上げてこられた実績を生かし、地域に根差した施設として運営できると認識している。
■学童保育(留守家庭児童育成室)施設の改善を
(問)各学級の施設改善についての取り組み状況。老朽化したエアコンやトイレの根本的な改善は切実な問題。今後の空き教室の確保とプレハブ等の整備、老朽化した専用施設の実態と見通しを示せ。
(答:地域教育部長)課題であるエアコンの更新やトイレ改修は、関係部局とも連携を図りながら、エアコンは2025年度、トイレは2026年度までに一定の改善を行なう予定。プレハブ等について現在、古江台育成室での増築の準備をしている。また耐用年数を考慮し、校舎内の教室への移動や必要な修繕について検討を行なっている。
■上の川周辺整備事業の進捗状況と今後の見通し
(問)現在進行中で整備工事がすすんでいる。事業内容と進捗状況。当面の事業は蓮華寺橋までの間とされている。上の川遊歩道延伸区間の委託料について進捗状況。蓮華寺橋の川上となる大学踏切の東西交通の改善が必要。
(答:地域整備担当理事)上の川橋から蓮華寺橋までの約300m区間で河川を暗渠化、上部空間を活用し、本市遊歩道及び府道吹田箕面線の整備を行なう。大阪府施工の基盤整備工事が本年12月に概ね完了予定。1月から遊歩道等上面の整備に着手し、2026年度当初の供用開始予定。蓮華寺橋から上流への遊歩道延伸については、約350m区間の測量や基盤整備、予備設計などを実施するが大阪府との協議、調整に期間を要したことから予算の繰越を提案している。
(答:都市計画部長)大学踏切の東西交通については、踏切も含めて十分な歩行空間が確保されていない。地域課題として、関西大学と市道千里山東山手線の歩道拡幅に関する確認書を締結し、まずは踏切東側の歩道拡幅に取り組んでいる。