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日本共産党 吹田市議会議員団

議会報告

9月定例会の質問から

代表質問は玉井美樹子議員が行いました

[ファミリーシップ制度]
パートナーシップ制度の啓発の強化とファミリーシップ制度への拡充を

質問:パートナーシップ宣誓制度がスタートし2年。他の自治体では民間の団体と自治体が協力をし「わたしたちだっていいふうふになりたい展」がある。アピールには非常に分かりやすい。このような取組を積極的に行うよう求める。また、多様な家族の在り方を尊重するため、パートナーシップ宣誓証明を受けた二人と、その子や親などを家族として公的に証明するファミリーシップ制度へつなげてはどうか。

答弁:(市民部長)ファミリーシップ制度の導入に向け、国や他の自治体の動向を注視している。関係する方から意見を聞き検討する。提案の展示も前向きに対応を進める。


[居場所づくり]
不登校のこどもたちの居場所の拡充

質問:南千里駅前の教育センターに教育支援教室があるが、こどもたちにとって選択肢を増やすために、さらにより通いやすい場所に教育支援教室をつくり、不登校特例校の設置など多様な学びの場の設置が必要ではないか。

答弁:答弁 (教育監)本年度より児童会館・児童センターと連携し、外出を目標とする児童、生徒がいつでも利用できる居場所づくりを進め、教育支援教室のスタッフが訪問し多様な学びの場として取組の充実を図っている。市内公共施設と連携し、市内全域での多様な居場所づくりに努めていく。

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[江坂公園]
江坂公園パーク・PFIによる課題

質問:夏休みの1か月間、広場でイベントが行われ屋台と大型プールが営業し占有。長期にわたり通常の利用ができず、市民の憩いと自由に遊べる公園とは言えない。プールの水質・安全管理に問題。民間事業者による管理運営が丸3年となり、市民の意見を聞き検証が必要。

答弁:(土木部長)通常利用のスペースが狭くなることは事実。プールの水質調査は不要と判断。指摘があり安全対策を指示した。小学生や近隣住民へのアンケートを検討する。

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[子ども食堂]
朝ごはんの提供など、子ども食堂への支援拡充を

質問:子ども食堂の開設補助や運営費補助は、物価高騰に合わせ増額すべき。朝ごはんの提供は、学びや心身の成長に好循環をもたらす取組であり、全ての小・中学校に広げていくことが必要ではないか。

答弁:(児童部長)補助制度は、活動の継続性を高める補完的な支援であり、その範囲において取り組んでいただきたい。朝ごはんの提供については、有意義な取組であると考えている。どのような支援が可能であるか教育委員会をはじめ関係部局とも相談していく。

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[ニュータウン]
まちの魅力である良好な住環境を守れ

質問:佐竹台に地上10階、容積率199・5%のシニア向け分譲マンションを建設する計画がある。これまで、「千里ニュータウンのまちづくり指針」に適合しなかった事業は、約160件のうち1件だけだった。ゆとりある住環境を守り、魅力あるまちとしての発展についての市の所見を問う。

答弁: (都市計画部長)「指針」は、住民、事業者、行政が共につくり上げたルールであり、協同で取り組んできた結果、良好な住環境が保全されてきた。大規模地権者や事業者への働きかけを行い、ニュータウンにふさわしい良好な住環境の保全に努める。

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[学校生活]
医療的ケア看護師の確保に努力せよ

質問:医療的ケア看護師は児童生徒の安全な学校生活をサポートしている。同じ業務を担うとはいえ、派遣と市の雇用という違う雇用形態で上手く連携できるのか、懸念する。
 派遣看護師は、市の直接採用より2倍以上の経費を要する。医療的ケアを必要とする児童生徒は増加傾向にある。現場で働く看護師の意見を聞き、人材確保に努力せよ。

答弁:(教育長)派遣看護師は看護師不足によるもの。いただいた意見を参考に引き続き看護師確保に努める。

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[熱中症対策]
ホームヘルパー等従事者の熱中症予防対策に支援を

質問:熱中症は死亡リスクが高い。一人で対象者宅を訪問する訪問系介護サービス従事者は、屋内外の業務や移動で厳しい暑さにさらされる。熱中症予防対策を行う事業者への支援を検討してはどうか。この提案は介護人材の定着になるはず。介護現場で懸命に働く皆さんが報われるよう強く求める。

答弁:(福祉部長)各事業所において暑さ対策に取り組まれていると認識している。義務的な経費の増加も踏まえた介護報酬改定になるよう国に要望する。

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