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5月定例会が開催 2004.5
議員団ニュース26号より
議会
 議会役員の選考と市長提出案件の審議を目的に吹田市議会の5月定例会が次の日程で開かれています。

日付
種別 内容
5月13日(木) 本会議 提案説明
5月20日(木) 本会議 代表質問
5月21日(金) 本会議 代表質問(10時 村口議員)
5月24日(月) 本会議 質問(塩見議員)
5月25日(火) 本会議 質問(曽呂利・倉沢議員)
5月26日(水) 委員会 - 
5月31日(月) 本会議 討論・採決,役選代表者会
6月1日(火) 役選代表者会 - 
6月2日(水) 本会議
役選代表者会
役選
6月3日(木) 本会議
役選代表者会
役選

市長提出案件

1. 報告13件……「公社、事業団等の経営状況」の報告、地方税法の改定に伴い個人市民税の
  非課税限度額の引き下げや均等割り税率の引き上げなど市長が専決処分した報告など
2. 条例2件……法の改定に伴い個人市民税にかかる老年者控除の廃止のための
  市税条例の一部改定など
3. 単行事件4件……青山台中学校の屋内運動場の耐震補強および大規模改造(建築工事)
  の請負契約を倉岡工務店と1億5966万円で締結
  南山田市民ギャラリーの指定管理者として「南山田地域文化推進協議会」(糸瀬正博会長)を指定
  市立岸部中デイサービスセンターとグループホームの指定管理者として特定非営利活動法人
  いきいきライフ(兼松眞澄理事長)を指定
4. 予算4件……14億3千万円の赤字を補填(繰上充用)するための下水道特別会計の補正予算など

追加予定案件

● 千里たけみ小学校の耐震改修および大規模改修(建築工事)の請負契約の締結
● 南吹田下水処理場の沈砂池機械設備工事の請負契約の締結
● 公平委員の選任

「請願」と「意見書要請」の締切は21日

ゴミ焼却施設の建替え計画を変更 2004.5
議員団ニュース26号より
環境

全員協議会終わる

 13日、将来の吹田市のごみ焼却施設建替えの規模などをどうするかについて、市議会全員協議会が開かれ、理事者より3炉600トンを2炉480トン、事業費を535億円を332億円に変更する計画が正式に報告されました。共産党は村口はじめ議員が4点について質問し意見をのべました。
宮本たけし参議院議員らが
「三位一体改革」と地方財政問題で吹田市長と懇談
2004.5
議員団ニュース26号より
くらし
 5月13日、宮本たけし参議院議員は、4月に同氏が発表した「三位一体改革の名での地方財政への負担転嫁に反対し住民のくらしと地方自治を守りましょう」との政策提言について阪口吹田市長と懇談をしました。阿部府議会議員、藤井さち子7区国政対策委員長、市議団から松本議員、倉沢議員、そろり議員が同席しました。

 宮本参議院議員は「三位一体改革が、地方への財源委譲との鳴り物入りで進められたが、ここにきて補助金カットと、限定的な財源委譲にしぼられた。地方自治体の知事、市町村長のみなさんから、期待が裏切られた、との怒りの声がよせられています。地方自治の第一線での声をお聞かせ願いたい」と発言しました。


 阪口市長は、財源不足は深刻で補助金カット9億円、手当てされた新しい財源の地方譲与税は5億8000万円あまりで、結局3億円が削減された。全体で40億円の赤字対策債を発行して予算を組んだことを紹介、「三位一体というが、吹田市などは普通地方交付税の不交付団体なので、政府は地方の実情をもっと理解すべきだ」とのべました。


 宮本参議院議員は、引き続き、「地方自治体の声をよせてほしい」と発言しました。

南工場跡地のダイオキシン対策について 2004.5
議員団ニュース25号より
環境
 南工場跡地(旧ごみ焼却場・川岸町)の土壌から、国の環境基準の54倍、土壌1グラム当りに5万4000ピコグラム(1ピコは一兆分の1)のダイオキシンを検出したと報告がなされました(4月28日の各紙朝刊でも報道)。

  南工場は昭和56年(1981年)に運転を停止し、翌82年には施設の大部分を撤去しているが、管理棟・ごみピット、及び、送風機室・増設ダクト室がのこっている。今年2月にダクト室の壁が一部崩壊し、解体のため建物内部のダイオキシン類の調査を行った結果ダイオキシン類が検出されたものです。

  ダクト建物周辺の4ヵ所の土壌から国の基準値の54倍〜1.2倍、周辺の大気からもダイオキシン類が基準値を超えて検出されました。市の対応としては、(1)敷地内への立ち入り禁止 (2)流失と飛散防止のため汚染土壌の被覆、(3)敷地外の周辺の汚染調査など対策を採るとしている。


 党議員団は当面つぎのことを要望していきます。
(1)専門家の意見を聞き、さらに科学的な調査を行うこと。(2)この建物の周辺は民家と事業所が隣接しており土壌・大気の測定も民有地でも、市の責任で行うこと。(3)周辺には吹6小学校、吹六保育園、公園もあるので健康調査も周辺で行うべきである。(4)地元住民への説明の徹底と情報公開、(5)撤去工事は十分検討し慎重におこなうこと。

ごみ焼却炉の建替え計画が縮小へ
(13日に全員協)
2004.5
議員団ニュース25号より
環境
 5月13日の本会議終了後、市議会全員協議会が開催されることとなり、ごみ焼却炉建設について新しい計画が提案されることになりました。

 新しい計画は、ごみの発生量を下降修正したもので、焼却能力、炉数、建設事業費、建設事業期間、建設面積など全面的な見直しとなっています。これは、昨年の市長選挙の争点になったように、旧計画が市民から多くの批判があったことが大幅な変更につながったもので市民運動の成果ともいえます。

  党議員団はこれまでも建設計画の規模ならびに建設費用の見直しを主張し、昨年の市長・市会議員選挙でも事業系ごみの減量など環境を良くする立場で規模や単価の抑制を求めてきました。また、建設計画決定及び、建設事業実施にあたって、メーカーやゼネコン業者との癒着、政治家の介入など不正が起こる事がないように厳しく指摘してきました。引き続いて厳しくチェックしていきます。

旧・平成13年の計画
新・平成16年度計画
1.焼却能力:600トン/日
  (200トン×3炉)
2.敷地面積:2万654平方メートル
3.全体事業費:約535億円
4.事業期間:2002年度〜14年度
1.焼却能力:480トン/日
  (240トン×2炉)
2.敷地面積:1万578平方メートル
3.全体事業費:約332億円
4.事業期間:2002年度〜11年度
5.焼却方式:ストーカ方式
「市民さわやか債」追加募集の利率引上げ専決処分 2004.5
議員団ニュース25号より
その他
 吹田市では初めて市民に市の債券を購入してもらう取り組みとして「市民さわやか債」を3月に発行しましたが6億円のうち約4億円しか応募がなく、残りの1億9110万円について5月に再募集することになりました。ところが1回目の利率が0.6パーセントだったのに対して、今回は利率が少し上がる可能性が高いため、このための条例改正を5月13日開会の定例会まで待てないとして、市長が専決処分して、議会には「報告」することになりました。
6月に審査会の答申、7月に市長が意見書をまとめる予定
2004.5
議員団ニュース25号より
梅田貨物駅移転
吹田操車場等跡利用対策特別委員会
 4月16日開催。この間、吹田市は、事業者側が主張する環境影響調査のためのボーリング調査を容認してきました。
  一方、吹田市環境影響評価審査会は6月中に市長への答申をまとめ、それを受けて市長が7月中に意見書を事業者に通知する予定になっています。
  日本共産党は、ボーリング調査内容について市の今回の環境影響評価に盛り込まれないのは、その経過から言ってもおかしいこと、市長が意見をまとめる期間を1ヶ月としているのは短すぎることなどを指摘し、是正を求めました。
  また移転問題は、市民から、採算性や必要性についても疑問が持たれており、そのことも移転受け入れの是非の判断にいれるべきことを主張しました。
  委員会の審議のために、半分ずつ移転したいとしている吹田と百済への工事費用の見積もりをださせるように求めました。しかし、市としてこれまで一度もそのような情報提供を求めたことはない。今後、事業者側に要望してみるとの答弁でした。(山根たかし、村口はじめ、柿原まき委員)
都市環境特別委員会開催 2004.5
議員団ニュース25号より
環境
 4月15日開催。委員会は、2003年度の活動、取り組みの報告がされました。
  主なものとして公害対策ではバイオテクノロジー関連の事業所への立ち入り調査、鯉ヘルペスについて。交通対策関連では、コミュニティーバスの進捗状況や交通バリアフリー基本構想、自転車駐車場整備について報告がありました。
  日本共産党は、他市で、幼稚園やディサービス等の送迎車について空いている昼間にコミュニティーバスとして利用している例を紹介。
  また、JR千里丘・阪急正雀・モノレール宇野辺駅など吹田市民が多く利用しいてるが、管轄は隣接した茨木市や摂津市になっている。吹田市としても、バリアフリー化、駅周辺の整備など申し入れをし、改善に努めるよう求めました。(曽呂利邦雄、塩見みゆき委員)
総合計画基本構想(素案)に市民意見が108通 2004.5
議員団ニュース25号より
その他
総合計画審議会第1部会
 4月21日審議会第1部会が開催されました。吹田市が発表した基本構想(素案)について市民の意見のまとめについて報告されました。
  市民から108通、317項目の意見がよせられました。内容としては、吹田市の福祉をまもってほしいが83通、梅田貨物駅移転の中止を求めるもの48通、環境保全について44通、教育の充実について28通などでした。
  市民意見をどのように「構想」に取り入れるかが議論されました。倉沢議員は、基本構想なので具体的問題は明記できない制約があるが市民意見の趣旨をいかしてできる限り反映させるべきだ、と発言しました。(倉沢さとし委員)