市議会報告

記事詳細

阪口市長の「西松建設:パーティ券」問題(100万円)をただす 2009.4・5
市議会報告 84号より
その他

「阪口よしお政治活動20周年を祝う会」のパーティ券購入

 市長の政治団体である「吹田を愛し、共に育む会」により平成18年10月に開催された、「阪口よしお政治活動20周年を祝う会」のパーティー券を、政界工作に裏金をばら撒いた、西松建設のダミー団体である「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」の2つの政治団体から100万円のパーティー券購入という形で資金提供されたということでマスコミをはじめ市民の大きな関心事になっています。

「西松建設パーティー券問題について真相究明と市民への説明を求める決議」を日本共産党が提案
西松建設公共事業の流れ

「何も知らなかった…」では済まされません
以下の質問に対し、具体的な事実は示されず

  • パーティー券は、どのような経過で購入の手はずが進んだのか、市長側の誰と2政治団体の誰が窓口になって、どのように授受されたのか。
  • 東京に本部がある2つの政治団体が100万円も買ってくれる事に何も思わなかったのか。
  • 新聞で「処理は担当者に任せていた」といわれているが担当者とは誰の事か。
  • 平成16年に千里たけみ小学校耐震改修工事;4億7250万円、平成17年にごみ焼却施設建設工事下請け69億1950万円の仕事があり、その他、JVで大阪モノレール山田駅舎・江坂駅南立体駐車場など大阪府関係の仕事の受注と、時系列で見る限り以前から西松建設と知り合いであったのではと考えても何ら不自然ではありません。
  • 市長は「適切に処理しているが、市民に心配かけた…」と言われたが現状についての捉え方が甘すぎる。今回の西松建設の手口は、違法な裏金作り、社員を名前だけ使って架空の政治団体会員とし、会費もボーナスで返還していたこと。政治団体に見せかけるためにわざわざ、使わない会場まで予約して政治団体と見せかけるために工作する。手法が国沢元社長の指揮の下に行われていた。2つの政治団体がダミーであり、政治資金規正法違反の企業献金になると捜査がされているわけですが、市長はその事の重大性について認識しているのか。
  • 新聞報道されてから3ヵ月経つのに、なぜ状況把握しなかったのか。3月議会でも質問されるのは必至の事だ。不誠実ではないか。