市議会報告

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代表質問・・・玉井みき子議員 2008.4・5
市議会報告 80号より
代表質問

大阪府暫定予算…市民のくらしを守る立場での対処を


存続を求める声が広がる国際児童文学館

 原油の高騰・食品の値上げで市民の生活は大変。新しい府知事の橋下氏が暫定予算を発表したが、今までの事業などはどうなるのか? など大きな不安が広がっている。吹田市として、市民のくらしを守る立場から、どのように対処するのか。
 大阪府の予算説明会に、35万市民の長として、市長はなぜ出席しなかったのか? 吹田市に大きく影響がでた場合、市民に対して、どう説明し責任を果たすのか。

後期高齢者医療制度について吹田市独自での対策を!

 国の医療改悪により、75歳になると強制的に別立てにされる保険制度。管轄は大阪府だが、吹田市としての役割が発揮されるべき。減免制度など考えているのか?

障害者の方の「吹田で住み続けたい」ねがいに応えるべき

 吹田に生活施設がなく、200人を超える人たちが市外・府外で生活している。生活施設や24時間医療的なケアや1人で生活をしておられる方を見守る拠点施設などが必要。

「内心の自由」を守る立場での対応を

 各学校、教育委員会あてに「日の丸・君が代について監視を強めること」などを求める要望書が、ある団体から送られてきている。要望の中身は明らかに「内心の自由」を奪うもの。教育委員会が卒業式への出席について「学校長の判断による」と回答したことで、「不埒な教員の監視と情報提供のお願い」というビラが配られていることからも、この団体が保護者・子ども・教員たちの間に溝をうむようなことをしているのは、明らかである。教育委員会として憲法にもある「内心の自由」を守るという立場からも毅然とした対応を求める。