市議会報告

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国や大阪府に対する
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書」
否決!!
2007.11
市議会報告 78号より
福祉・医療

 日本共産党吹田市議会議員団は、「吹田社会保障推進協議会」をはじめとした多くの市民の要請に応えて「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書」を提案しましたが、吹田市議会は16対17で否決しました。

75歳以上の人を切り離し、負担と医療の改悪
「後期高齢者医療制度」による市民への影響

  • 対象者は約28800人
    75歳以上の市民約27000人、障害認定を受けられている74歳以下約1800人
  • これまで扶養家族で、新たに保険料を負担する高齢者約2200人
  • 保険料は2年ごとに改定、医療費の増加、高齢者の増加に応じて 自動的に引き上げ
  • 保険料は年金(月額15000円以上)から天引き
  • 診療報酬(医療の値段)を「包括払い(定額制)」となり、保険が使える医療に上限を設ける
    充分な医療が受けられない・病院から追い出しに
  • 70歳〜74歳の医療費窓口負担
    1割→2割に倍増

半年や1年の延期で「医療改悪」「痛み」は何も変わらない!

高齢者、医療関係者などからの批判で国も見直しを検討
半年程度 延 期 これまで扶養家族で新たな保険料負担が生じる人について
1年程度 延 期 70歳〜74歳の医療費窓口負担を2倍にする事を