市議会報告

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水道部の小発電施設の建設計画は
採算が取れないので見直しを
2004.4
市議会報告 62号より
その他
建設委員会
村口はじめ議員
塩見みゆき議員
 水道部が採算の取れない小発電施設の建設を計画している点について、見直しを求めました。設計費と建設費、部品調達費とをあわせて約7000万円になり、他方、得られる電気量は年間約100万円分。耐用年数の16年間順調に稼動しても得られる収入は約1600万円で、建設費の23%に過ぎないため、見直しを求めました。
 下水道会計では、普及率向上のこれまでの努力を評価しつつ、約3割の料金値上げで11億円も市民負担を増やすことや、安威川ダム建設の負担金支出などを批判し、反対しました。
 「開発事業の手続き等に関する条例」は、これによって住民にとっては大規模開発の構想の段階からの情報の入手が可能となり一部罰則規定も出来ます。7月施行。関係者の努力を評価し、問題点も指摘し賛成しました。
 公園の整備と管理では必要な事業として推進することを求めつつ、最高で7000万円の委託事業を入札も実施せず発注している点についての改善と、高すぎる事業単価の見直しを求めました。豊津駅前の自転車駐車場が6月から開設され、有料になります。ひきつづき駅周辺や道路の安全とバリアフリー化を求めました。不公正な同和事業をきっぱり終結させ真に差別を根絶させる立場から「ふれあい相談事業」など依然特別扱いになっている問題や急増する市営住宅家賃の滞納問題などを取り上げ是正を求めました。