市議会報告

記事詳細

地域住民の積年の願いが実現!
北千里小学校跡地複合施設整備
[児童センター] [図書館] [地区公民館]
2021.4
市議会報告 132号より

指定管理者制度の導入は問題
管理運営は市が責任を十分に果たすよう求める

 北千里小学校跡地は駅前の貴重な公共用地であり、長年にわたり地域住民から有効活用が要望されていました。市は当初の土地売却方針を転換し、未整備であった児童センターを含めて地区公民館、図書館からなる複合施設として整備する計画が定められました。
 日本共産党はいずれも必要な施設であり、他地域の施設と同じように市が責任をもって管理運営することを求めてきました。今回の提案では、多世代交流事業、施設の使用許可、施設の維持管理等に関しては効果的に管理運営できるとして民間企業を含む指定管理者制度を導入する計画が示されました。指定管理者がそれぞれ目的の異なる3施設の管理運営を担う施設長を配置します。
 しかし児童センターと図書館については専任の館長が置かれないことで、十分に専門性が発揮できるのか疑問です。また公民館についても、計画では事務員は指定管理者が採用することとなり他館に比べて館長の負担が増え、今後の担い手不足が懸念されます。市が募集した市民意見(パブコメ)では指定管理者制度の導入への反対意見が多くあり、日本共産党は再検討を求め、関係する条例改正案に反対しました。

サブメニュー

お問い合わせはこちら

Get Adobe Reader
PDFをご覧になるには